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米倉

こめぐら
名詞頻度ランク #30057 · 青空 119
1
標準
rice granary
文例 · 用例
林のかなたでは高く羽ばたきをして雄鶏が時をつくる、それが米倉の壁や杉の森や林や藪に籠って、ほがらかに聞こえる。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
太い大黒柱や、薄暗い米倉や、葛の這い上った練塀や、深い井戸が私には皆なありがたかったので、下男下女が私のことを城下の旦坊様と言ってくれるのがうれしかったのでございます。
国木田独歩 女難 青空文庫
黒塗りに光る醤油倉、腰板鎧の味噌倉、そのほか厳丈な石作りの米倉、豆倉。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
四十男の水呑百姓と思つたのは、學校より十町ばかり隔だつて居る松林の奧に一構の宅地を擁し、米倉の三棟を並べて居る百姓、池上權藏といふ男で、大島小學校の創立者、恩人、保護者であつたのです。
国木田独歩 日の出 青空文庫
一揆の方では三会村の藩の米倉を奪取しようとさえした。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
これは蛇が鼠を啖うて、庫を守るより出た事か、今も日本に米倉中の蛇を、宇賀神など唱え、殺すを忌む者多し。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
物心のついた時には父は遠島になっていて母ばかりの暮らしだったので、十二の時にもう元服して、お米倉の米合を書いて母と子二人が食いつないだもんだった。
有島武郎 親子 青空文庫
橋川時雄氏の調査によると、当時の柴大人の仁政として今も古老の感謝しているところは、大人が警務長官となるや各米倉を開いてその蓄米を廉売し、いわゆる“糧荒”の虞なからしめた事であるそうである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
作例 · 標準
地主の屋敷にある立派な米倉には、年貢として納められた米が山積みになっている。
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湿気を防ぐために、米倉の床は地面から高く持ち上げられた高床式になっている。
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戦時中、空襲を避けるために米倉の米を近くの洞窟へ運び出した。
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