泥地
でいち異読 どろち
名詞
標準
mud
文例 · 用例
ケエベル先生は、かの、きよらなる顔をして、「私たち、なかなかにこのダス・ゲマイネという泥地から足を抜けないもので、――」と嘆じていた。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
塗りにも、塗り方は、堅地と泥地とあって、堅地は砥粉地と桐粉地とあり、いずれも研いで下地を仕上げるもの。
— 彫刻修行のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
泥地は胡粉と膠で下地を仕上げ、漆で塗ったまま仕上げ、研がないのです。
— 彫刻修行のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
泥地でも上物は中塗りをします。
— 彫刻修行のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
六時頃、バスは動き出したが、いくらも行かないうちに、バスは度々泥地にめりこんで、四圍の山林から木裂をひろつて來ては、タイヤを持ちあげるのに苦心した。
— 林芙美子 『屋久島紀行』 青空文庫
蘆はその辺には生えてはいないが、足跡のついた泥地が洲のように所々高くなっているきりで、他とは変わりのない水たまりばかりであった。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
ただ渺茫涯しもない、一枚の泥地。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
沼の底は砂のまじった泥地である。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりで、道はぬかるんだ泥地になっていた。
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子供たちは、泥地で泥団子を作って遊んでいた。
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ぬかるんだ泥地を歩くのは、靴が汚れるので大変だ。
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