鯨捕り
くじらとり
名詞
標準
文例 · 用例
十七番のナターシャさんも同じジャンクで拾われていたし、パン屋のソニーさんも鯨捕り船だったかに拾われて来たのを、白軍の巡邏船が見付け出して警察に引き渡したんですって。
— 夢野久作 『支那米の袋』 青空文庫
この第二京丸は、昨年の秋から南極へ鯨捕りに行って、この四月に帰国したのだが、南極では百五十頭の大鯨をとってきた。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
一番大きな動物は鯨だけれど、僕の腕が冴えていたところで、この鯨だけは釣るわけには参るまい、と、多年鯨捕りの熱望を持ちながら諦めて来たのである。
— 佐藤垢石 『鯨を釣る』 青空文庫
ところが最近、極洋捕鯨会社の秘書課長村田光敬氏から「君、鯨捕りを見物に行かないか」 と、誘われた。
— 佐藤垢石 『鯨を釣る』 青空文庫
ここは鯨とりが専門の港なのです。
— 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
船長の私は、鯨とりの経験がある。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
帰化人たちは、鯨とりの子孫だ。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
青い目で、ひげむしゃの小笠原は、五十五歳の、老練な鯨とりで、この船のなかでは、最年長者。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫