飛び移る
とびうつる
動詞-五段-ラ行
標準
to jump from one thing to another
文例 · 用例
」 で、種馬見物は帰りにでもということにしてもらって、ぞろぞろと出迎いの歌人たちに交って階梯を下りかける、すぐにランチに飛び移ると、「兄さん、おい、兄さん。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
遊戯といふのは、猿達は第一の木に飛び移るとき―『日本』と叫び、そこから次の木に飛び移るときには『的とは―』と叫んだ、そこから第三の樹に移るときには『何か―』と叫んだ、そして猿達はいり乱れて、『日本』『的とは』『何か―』と口々に叫びながら枝から枝へとび移つた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
つまり第一の枝に飛び移るときに『日本とは何か―』と叫んでしまふことであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
堂塔僧房繁昌し仏法を行ず、炎上の時、尊像十一面観音、秀府二疋の犬の影像、北山へ飛び移る。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
雨蛙は竹垣の端からその葉の上へひょいと飛び移るなり、自慢の咽喉で、「け、け、け……」と一声鳴いてみました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
早く岸へ帰せッ」 飛び移るや同時でしりからげになると、事重大とばかりに、人波をけちらしながらいちもくさんでした。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
枝から枝へ飛び移るのを見ると、形は鳩のようで、腹のうす赤い、羽のうす黒い鳥でした。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
――従って犯人は、操縦技術を知ってる男で、犯行後再び機関車からこちらの梯子へ飛び移る前に、素速く発車|梃を起し、加速装置を最高速度に固定したに違いありません。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
作例 · 標準
リスが枝から枝へと軽快に飛び移る様子を、カメラに収めた。
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火事の火の手が、隣のビルに次々と飛び移っていく光景は恐ろしかった。
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幼い頃、川に並んだ石の上を飛び移って遊んだ記憶がある。
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