背筋が寒くなる
せすじがさむくなる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to feel a chill run down one's spine
文例 · 用例
その三人のものは、今でも、あの時のことを思うと背筋が寒くなるといって居る。
— 小酒井不木 『血の盃』 青空文庫
ああ、誰か傍におってこの微笑を眺めたとしたら、それこそ背筋が寒くなるような思いがしたであろう。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
妻が当惑した様子で目を開くのを見ながら、ウォード氏は背筋が寒くなる思いをし、今度はウォード氏の方が妻が抜け出しつつある状態に陥りそうになった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
「長坊やーい、長次さんやーい」 ひと言ひと言を長く引いて、ちょうぼうやあーい、というふうに呼ぶのであるが、平常とは違うもの悲しげな、訴えるような哀調を帯びた声で、それが井戸の中にこもった反響を起こすため、眼の前に見えていてさえも、背筋が寒くなるようなぶきみさを感じた。
— 鶯ばか 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
功兵衛はそう思って、背筋が寒くなるような感じにおそわれた。
— 山本周五郎 『醜聞』 青空文庫
ある時、アパートの狭い部屋で、三吉は花子の描いた油絵を眺めてゐて、背筋が寒くなるやうな気持ちになつたことがあつた。
— 中村地平 『悪夢』 青空文庫
湖水のむこう岸にそびえる、高い高い岩山、まるでこの世の果かとも見えるあの鋸山のうしろに、ひょっとしたら、そんな不思議な世界が隠されているのではないか、金色に光りかがやく宝の国があるのではないかと思うと、少年達は、楽しいような怖いような、なんともいえない気持になって、ゾーッと背筋が寒くなるのでした。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
作例 · 標準
暗闇で何かが動く気配を感じ、背筋が寒くなるのを感じた。
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過去の失敗を思い出すと、時々背筋が寒くなることがある。
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「まさか、あの人が犯人だったとは…」と、彼女は呟き、背筋が寒くなった。
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