右翼団体
うよくだんたい
名詞
標準
right-wing organization
文例 · 用例
伯父様と伯母様はよく右翼団体から狙われておいでになるので、いつも防弾衣を着ておられたのです。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
辻々には警官隊が銃を持って、闖入する右翼団体の防禦をしている。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
それから、ワシレンコは一種の志士業者で、右翼団体の天竜会が養っているそうだが、ひどい結核患者で見る影もないよ。
— 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 青空文庫
この種の愛校心と、ファッショや右翼団体的な愛国心とは同じ偏したものだ。
— 坂口安吾 『ヤミ論語』 青空文庫
葛生能久(右翼団体黒竜会長)、皆川治広(元司法次官)、横尾惣三郎(農民講道館長)、吉植庄亮(代議士・歌人)ら八名は、先手断行、統率の完全なる一体化、一億総討死の決意の急速徹底、ほか九項より成る大東亞戰必勝の具体策につき、請願の手続きをとった。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
宇賀神芳則は右翼団体の顧問格の策士で、陰謀にかけては天才的な男であるが、一面、大変な露出狂で、どんな秘密も洗いざらいペラペラ喋りまくっているように見える。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
無論その根柢には、右翼団体の戦線統一や大衆化というものが、かくされているのであるが、夫と同時に、今ではすでに、露骨にセンセーショナルな右翼張った口吻は引き潮になった。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
だからこそ右翼団体の被告の一人などから、権藤は食えない男だと思ったなどと批評されるのである。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
作例 · 標準
例句