草する
そうする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to draft
文例 · 用例
本稿を草するにあたって、貧弱な、自分の過去の読書を頼りにして、それを再吟味し、纒めるよりほかなかった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
もちろんこれらの人々は一方ではそれぞれの本来の職務に従事しているが、その職務時間の若干をさいて公衆のためにこれらの記事を草するという事は少しも不都合とは思われないのみならず、むしろそういう事は職務に付帯した義務の一部分と考えられない事はない。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
本編を草するために参考にした書物は次のようなものである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
いや、道草する場合でない。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
……火の中へふすぶつた煙の立つのは新しく燃えついたんで……」と通りかゝりの消防夫が言つて通つた――(――小稿……まだ持出しの荷も解かず、框をすぐの小間で……こゝを草する時……「何うしました。
— 泉鏡太郎 『露宿』 青空文庫
そこで同卿が紀斉名に辞表を草するように御依頼なされた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
私は今、倫理中毒の代りに文藝中毒といふ流行症が蔓延してゐる事實を指摘して、世の中の健康者の注意を促がす爲に此一文を草するのである。
— 石川啄木 『文藝中毒』 青空文庫
これこそは、此処の主人が毎日「閑天地」を草する舞台にて、室は共有なれども、この机のみは我が独占也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自室にこもり、独立宣言の草案を草する作業に没頭した。
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亡き恩師の追悼文を草していると、当時の思い出が次々と溢れてくる。
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新法案の骨子を草するため、専門家会議が急ピッチで進められている。
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