錦袋
きんたい
名詞
標準
文例 · 用例
錦袋円の娘、池の端(いまの台東区池之端一丁目一番、同上野二丁目一一・一二番)に錦袋円という有名な薬屋がありました。
— 岡本綺堂 『江戸の化物』 青空文庫
中島または木村を姓とし初め時太郎|後鉄蔵と改め、春朗、群馬亭、菱川宗理、錦袋舎等の号あれども葛飾北斎最も現わる。
— 国枝史郎 『北斎と幽霊』 青空文庫
彼女の足の爪先は、池の端、錦袋円の裏路地に、 ――おん仕立物―― と、小さい札を出した小家を差していそぐ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
馬道三丁目入口の角で、錦袋円と廿軒茶屋の間だなあ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
石橋山の合戦の折もこの錦袋と共に戦ったという。
— 第五巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫