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指掌

ししょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
九月に蘭軒は「活人指掌方跋」を作つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
按ずるに活人指掌方とは熊宗立の「活人書括指掌図論」である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
此書は宋の李知先の「歌括証論」と元の呉恕の「指掌図式」とを合併したもので、其著者を熊宗立と曰ふ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
高きに登って登り来たったところを回顧すれば、丘陵を攀じ谿谷に下り左曲右折した跡は歴々として指掌の中にあるであろうが、時と共に消え去った過去の生活の過程は、そうはゆかぬ。
津田左右吉 歴史の矛盾性 青空文庫
南方指掌図一 益州の平定によって、蜀蛮の境をみだしていた諸郡の不良太守も、ここにまったくその跡を絶った。
出師の巻 三国志 青空文庫
「愚見を申し上げるよりも、これをお手もとにお納め置き下されば、迂生の万言にも勝るかとぞんじます」「これはいずこの絵図か」「名づけて、平蛮討治図とも、南方|指掌図ともいっております。
出師の巻 三国志 青空文庫
かねて孔明の手に献じてある「南方指掌図」に依って、地理を按じ、各部隊のために滞陣の地を選定した。
出師の巻 三国志 青空文庫
土人を捕えて糺すと、孟獲、孟優はもっと奥の禿龍洞と呼ぶ山岳地方にみな兵を集めてしまったそうです」 偵察隊の報告に、孔明は絵図を取りだしてみたが、例の指掌図にそんな洞界は書いてなかった。
出師の巻 三国志 青空文庫