正法
しょうぼう異読 しょうほう
名詞
標準
true dharma
文例 · 用例
)正法千年、像法千年の世はすぎて、今は末法の世でござる。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
故郷なつかしく大阪に遊んだり静かな日下の正法寺へ籠つて眼を休ませてみたりしたが老境の慰めるすべもなかつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
「この妖怪、わしは五雷天心正法を知っておるぞ、わしのこの符水を飲んでみるか、正体がすぐ現われるが」 白娘子は嘲るように笑った。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
)僧侶は異教の人の歸依せるをもて正法の功力の所爲となし、看る人に誇れども、その異教の人のまことに心より宗旨を改むるは稀なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
『正法念処経』にいわく、瞋痴多行の者、大海中に生まれて毒竜となり、共に瞋悩乱心毒を吐いて相害し、常に悪業を行う。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
『正法念処経』七十に竜と阿修羅と赤海下に住み飲食の故に常に共に闘う、〈また大海あり、名づけて竜満という、諸竜あり、旃遮羅と名づく、この海中に住み、自ら相闘諍す〉。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
日に閻浮提洲を三度|匝って疲れず王の念うままになって毎もその意に称うという(『正法念処経』二、『法集経』一)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
本邦でも中尊寺の鶏足洞、遠州の鶏足山正法寺など、柳田氏の『石神問答』に古く鶏を神とした俗より出た名のごとく書いたようだが、全く弥勒と迦葉の仏説に因った号と察する。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の教えによれば、世の中の苦しみから解放される道こそが、仏陀が説いた正法である。
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彼は、日々の鍛錬を通じて、自己の内なる正法を追求し続けている。
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この寺院は、古来より伝わる仏教の正法を守り伝えるための聖地とされている。
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標準
age of the true law (one of the three ages of Buddhism)
作例 · 標準
仏教の三時(しょうぼう、ぞうぼう、まっぽう)のうち、正法は仏の教えが正しく伝わる理想的な時代とされる。
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歴史家は、仏教の伝来とその後の展開を、正法、像法、末法の三時代に区分して論じている。
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現代社会は、末法に近いとも言われるが、一部では正法を復興しようとする動きもある。
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ウィキペディア
正法(しょうぼう、しょうほう)とは、仏教で、正しい法(教え)のこと。邪法に対する語。白法、浄法、妙法ともいう。
出典: 正法 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0