地火炉
じかろ異読 ちかろ・じひろ
名詞
標準
sunken hearth
文例 · 用例
有名な『後三年絵詞』の「地火炉ついで」の話などもあって、「地炉」に近い語は早くから知られているが、右の全国的なるジロをもって、軽率に地面にしつらえた炉のことと、解してしまうことは事実の無視になる。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
三 地火炉という名は現実にはまだ耳にしたことがない。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
スリを手先に飼いおる悪僧が衆生済度もすさまじかろうぞ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
課長に取入るも昇に上手を遣うも、その趣きは同じかろうが同じく有るまいが、そんな事に頓着はない。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
夥しい鎌倉殿の御家人が各※居館を新築し、それに附随している将士もみな、集団的に住居を建て始めているから、その景気のよさはすさまじかろうとは誰にでも想像がつく。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
作例 · 標準
古民家には、冬の寒さをしのぐための地火炉があった。
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地火炉を囲んで、家族団らんのひとときを過ごした。
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地火炉で煮込んだ料理は、格別の味がする。
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