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棕軒

棕軒
名詞
1
標準
文例 · 用例
継嗣正精は学を好み詩を善くし、棕軒と号した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
わたくしは※斎詩集に阿部侯|棕軒の評語批圏のあることを言つたが、侯の閲を経た迹は此年の秋の詩に至るまで追尋することが出来る。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
蘭軒も自筆、棕軒侯、茶山の評も皆其自筆なるより推せば、わたくしは抽斎のこれを書した年の多く辛巳より遅れなかつたことを想ふ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
然らば述斎の既に一たび刻したものを、棕軒侯は何故に再び刻したか。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
文政七年の元日は、棕軒正精が老中の劇職を辞して、前年春杪以来の病が痊えたので、丸山の阿部邸には一種|便安舒暢の気象が満ちてゐたかとおもはれる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
第五は書の首に見えてゐる棕軒侯である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
棕軒正精は六月二十日に卒して、子|正寧が家を継いだ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」蘭軒は二年前に棕軒侯を哭し、前年に茶山を哭した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫