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霊又

れいまた
名詞
1
標準
文例 · 用例
つまり、寿詞の中から発達したものとして、歌は、寿詞の緊要なる部分で、精霊又は、所動の人間の側の表白として、生じた為の「くどきごと」であることが訣ればよい。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
が、一人の幼児が母胎に宿った時に、同一系統の竜神がその幼児の守護霊又は司配霊として働くことは決して珍らしいことでもない。
浅野和三郎 霊界通信 小桜姫物語 青空文庫
また心靈の見せる物理化學的實驗は、決つて暗室でやることになつて居り、實驗のお膳立も心靈又は靈媒の側のみで要求するが、これは本當に證しを立てるつもりなら、白晝の實驗にしなくてはならず、實驗のお膳立も理化學者に委せるのがよろしく、さうでなくては本格的の心靈實驗は確立するものではないと思ふ。
海野十三 心靈研究會の怪 青空文庫
死骸と區別されるやうになつても――これは火葬の場合特に明かに行はれることであるが――靈又は魂ひはいつも全きその人である。
波多野精一 時と永遠 青空文庫
今最も豐かなる將來によつて惠まれ殆ど典型的發展を遂げたギリシア人について觀れば、ホメロスの詩に「プシュケー」(〔Psukhe_〕)と呼ばれ居るものは、かくの如き靈又は魂ひなのである。
波多野精一 時と永遠 青空文庫