細作り
ほそづくり
形容動詞名詞
標準
thinly made
文例 · 用例
新庄はちよつと沈んだ、睫毛の長いその目と、色の真白い、むしろ蒼白い、細作りの、意気味をもつた顔の形と、しなやかな姿態とが好きであつたが、此の女が自分を好きなのか嫌ひなのか寸分も解らなかつた。
— 徳田秋聲 『浪の音』 青空文庫
主は岡山県人、四十余の細作りな男、余作君に過日の薬は強過ぎ云々と云って居た。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
これをたいの細作りとか、糸作りとか言っている。
— 北大路魯山人 『西園寺公の食道楽』 青空文庫
「出刄庖丁はどうしたんだ」「此處にあるよ」「どれ」 白い晒木綿に包んだのは、何處のお勝手にもあると言ふものではなく、時々は刺身庖丁の代りにもなつたらしい、細作りの出刄で、血に染んで慘憺たる色をして居りますが、よく砥ぎ澄ましたものらしく、紫色にギラギラと光つて居ります。
— どんど燒 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「出刃庖丁はどうしたんだ」「ここにあるよ」「どれ」 白い晒木綿に包んだのは、どこのお勝手にもあるというものではなく、時々は刺身庖丁の代りにもなったらしい、細作りの出刃で、血に染んで惨憺たる色をしておりますが、よく研ぎ澄ましたものらしく、紫色にギラギラと光っております。
— どんど焼き 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
この陶器は細作りの繊細なデザインが特徴だ。
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細作りのガラス工芸品は、光を通して美しく輝く。
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彼女が作った細作りの和菓子は、見た目も味も絶品だった。
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