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検屍

けんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
検屍の結果、死後四日を経ており、暴行の形跡があると判明した。
織田作之助 神経 青空文庫
検屍の結果、他殺暴行の形跡があり、犯行後四日を経ていると判明した。
織田作之助 世相 青空文庫
検屍にはあのナンノをな、それから、ナニはナニして、ナンノを、ナンノを。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
検屍は朝の中に済んだ。
渡辺温 勝敗 青空文庫
今度は算哲博士が自殺を遂げてしまったのだ」と云って、側の|書類綴りを手繰り寄せ、著名な事件ごとに当局から送ってくる、検屍調書類の中から、博士の自殺に関する記録を探し出した。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
」「今朝八時の検屍で死後八時間と云うのだから、絶命時刻も、洋橙を食べた刻限とピッタリ符合している。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
貴方は検屍調書を御覧になられたかな」「だからこそです」と法水は追求した。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
けれども、だいたい検屍官なんてものが、秘密の不思議な魅力に、感受性を欠いているからなんだよ」 その時、この殺気に充ちた陰気な室の空気を揺ぶって、古風な経文歌を奏でる、侘しい鐘鳴器の音が響いてきた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫