発着
はっちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #18906 · 青空 136 例
標準
arrival and departure
文例 · 用例
東京市民は、骨を折ってお互いに電車の乗降をわざわざ困難にし、従って乗降の時間をわざわざ延長させ、車の発着を不規則にし、各自の損失を増すことに全力を注いでいるように見える。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
白浜温泉口のバスの乗場まで来ると、ぼくらはその前の藤棚の下のベンチに腰を下ろしたが、そこは絶えず発着するバスの音が喧しくて、彼女からあの晩の男のことを訊きだそうとするぼくの目的には適わしくない場所だった。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
途中、中学時代に私がお世話になつた豊田のお父さんのお墓におまゐりして、バスの発着所にいそいだ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
この町あたりが、津軽の西海岸の中心で、江戸時代には、ずいぶん栄えた港らしく、津軽の米の大部分はここから積出され、また大阪廻りの和船の発着所でもあつたやうだし、水産物も豊富で、ここの浜にあがつたさかなは、御城下をはじめ、ひろく津軽平野の各地方に於ける家々の食膳を賑はしたものらしい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
私はバスの発着所へ行き、バスの出発する時間を聞いた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
私は発着所の近くの薄暗い宿屋へ這入つて、「大急ぎでひるめしを食べたいのですが。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
いよいよ帰ることにきめて、バスの発着所のベンチに腰をおろし、十分くらゐ休んでまた立ち上り、ぶらぶらその辺を歩いて、それぢやあ、もういちど、たけの留守宅の前まで行つて、ひと知れず今生のいとま乞ひでもして来ようと苦笑しながら、金物屋の前まで行き、ふと見ると、入口の南京錠がはづれてゐる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
かへりに、娘さんは、バスの発着所まで送つて来て呉れた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
作例 · 標準
空港の電光掲示板には、国内外からの「発着」便の情報が表示されている。
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新幹線の「発着」時刻表を確認し、旅の計画を立てた。
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この港では、貨物船の「発着」が頻繁に行われている。
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