単于
ぜんう
名詞
標準
Chanyu (supreme leader of the Xiongnu people)
文例 · 用例
朝日の影が谷合にさしこんでくると同時に、(匈奴は、単于がまず朝日を拝したのちでなければ事を発しないのであろう。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
それに、山上に靡いていた旗印から見れば、紛れもなく単于の親衛軍である。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
単于がいるものとすれば、八万や十万の後詰めの軍は当然繰出されるものと覚悟せねばならぬ。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
たまたま陣頭に姿を現わした単于とその親衛隊とに向かって、一時に連弩を発して乱射したとき、単于の白馬は前脚を高くあげて棒立ちとなり、青袍をまとった胡主はたちまち地上に投出された。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
親衛隊の二騎が馬から下りもせず、左右からさっと単于を掬い上げると、全隊がたちまちこれを中に囲んですばやく退いて行った。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
それによれば、単于は漢兵の手強さに驚嘆し、己に二十倍する大軍をも怯れず日に日に南下して我を誘うかに見えるのは、あるいはどこか近くに、伏兵があって、それを恃んでいるのではないかと疑っているらしい。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
それゆえ、胡陣に亡げて単于の前に引出されるや、伏兵を懼れて引上げる必要のないことを力説した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
単于は大いに喜んで厚く敢を遇し、ただちに北方への引上げ命令を取消した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
北方の草原地帯を支配していた単于は、漢王朝にとって大きな脅威だった。
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歴史小説の中で、誇り高き単于が部族を率いて戦う姿が勇ましく描かれている。
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古代中国の史書には、歴代の単于との外交交渉の記録が詳しく残されている。
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