市
し
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #377 · 青空 10763 例
標準
city
文例 · 用例
此の十九世期の一仏蘭西女、此のフェイドオ劇場の一女優、此の巡業家の妻、此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
湾も、港市――その家々も、たゞ一様にドス黒く見えてゐる。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
彼はズツと離れた郊外にゐたし、彼の友人や知人はみんな市内やまた他の方面の郊外にゐたので、彼は電車賃がないとなれば、誰かが遊びに来るのを待つてゐて、遊びに来た者から借りるか、それとも本を売るかしなければならないのだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
上陸当初の日に一瞥して嘔吐を催し、現代日本の醜悪面を代表する都会と罵り、世界のどんな汚い俗悪の都市より、もっと殺風景で非芸術的な都市と評した東京は、彼が死んでも住みたくない所であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
悲しい市街の風景である。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
私たちは妻の里の甲府市へ移った。
— 太宰治 『海』 青空文庫
しかし、まもなく甲府市も敵機に襲われ、私たちのいる家は全焼した。
— 太宰治 『海』 青空文庫
やはり五年前、船橋に住んでいた頃の事であるが、くるしまぎれに市川まで、何のあてもなく出かけていって、それから懐中の本を売り、そのお金で映画を見た。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
作例 · 標準
来月から隣接する町と合併し、新しく大きな「市」が誕生する。
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この市は豊かな自然と、近代的な商業施設がうまく共存している。
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「市」の広報誌には、地域のイベント情報が詳しく掲載されている。
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