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滅びゆく

ほろびゆく
形容詞-語幹
1
標準
perishing
文例 · 用例
私はなお思う、古くして滅びゆくもの、皆美し。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
旧道は荒れてゐる、滅びゆくもののうつくしさがある。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
されば今僅にその悌を存する以上の見附と御門とも、いつ全く失われつくすか、滅びゆく江戸の俤を偲ぶ時、吾儕はいとど哀惜の情に堪えぬものがある。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
それあればこそ、他国の滅びゆくのもまた僕らの国の父祖は、何人よりもお歎きになりました。
横光利一 旅愁 青空文庫
現に「戀の日」の卷尾に添へてある舊著「東京夜話」の廣告には、「滅びゆく江戸の名殘を描き、華かなる東京の情調を描ける本書は、幹彦氏の西京藝術と相對して正に文壇の雙璧也」と書いてある。
「末枯」の作者 貝殼追放 青空文庫
日本は負けたものの、国民は民主国家の再建という新しい目標に向かい新しい勇気と希望とをもって新しい一歩をふみ出しているのに、この温泉神社の一家は神国日本の夢とともに滅びゆくのである。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
アイヌにとって、まさに宿命ともいうべき結核をはじめ、眼疾、内臓疾患、その他悪性の病気がおおく、滅びゆく民族としての哀歓を、白老の空いっぱいにただよわせていたのだが、氏は昔ながらの因習にとらわれている一人一人の患者を、根気よく説得し治療した。
――アイヌの慈父・高橋房次―― 生きているコタンの銅像 青空文庫
何事かえ知らぬ事の近づくよ、或は蓋しわが口は、身に迫り來る不思議をもおのが叫の心をも、つひに曉らで傷つける幼き年の滅びゆく吐息を洩し夢の緒に貫きたる冷き寶玉の散りこぼるゝを思ふらむ。
HERODIADE エロディヤッド 青空文庫
作例 · 標準
かつて栄えた文明が、今や滅びゆく運命にある。
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温暖化の影響で、多くのサンゴ礁が滅びゆく危機に瀕している。
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この少数民族の言語は、話者が減り、滅びゆく運命にある。
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滅びゆく(ほろびゆく) — 幻辞.com