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荷縄

になわ
名詞
1
標準
packing cord
文例 · 用例
荷縄は、肩に焼け爛れるような痛さで喰い込んだ。
佐左木俊郎 駈落 青空文庫
」 菊枝は身体を投げ出したまま、背負っている草の上に、ぐったりとなって、荷縄も解かずに、向こう鉢巻きにしていた手拭いを取って顔や襟首の汗を拭った。
佐左木俊郎 駈落 青空文庫
また天井からは蓑だとか背中当だとか荷縄だとか、様々なものが吊されているのを見られるでしょう。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
それを追って「どんじき」の葭簀の陰から出て行った牢人は、いきなり刀を抜いて、天秤の荷縄を払った。
二天の巻 宮本武蔵 青空文庫
九州の北部に見らるる霜月|丑の日の田の神迎え、または四国の一隅に今も残っている大黒揚げの式などは、ちょうど八月の抜穂とは正反対に、わざと数株の稲を田の中に刈り残して置いて、是だけは主人が鎌と棒荷縄を持って、自分で刈って担うて家に迎えてくるものときまっていた。
柳田国男 海上の道 青空文庫
ここに三個のつづらがあったことを、たしかに見届けていた原士たちは、驚いて有村と一緒に小屋の中をかき廻したけれど、荷縄の束や蓆が山に積んであるばかりで、つづらはいつのまにか運び出されてある。
船路の巻 鳴門秘帖 青空文庫
いっそまた鳥羽へ行って、あの巌に掴まって、(こいし、こいし、)と泣こうか知らぬ、膚の紐になわつけて、海へ入れられるが気安いような、と島も海も目に見えて、ふらふらと月の中を、千鳥が、冥土の使いに来て、連れて行かれそうに思いました。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
この子だけでも私は思うような幸運をになわせたい、東宮の御元服はもうそのうちのことであろうかと、心中ではその希望を持っていたのですが、今のお話の明石の幸運女が生んだお后の候補者があとからずんずん生長してくるのですからね。
乙女 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
品物を梱包するために、丈夫な荷縄を使った。
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倉庫では、荷縄で荷物をしっかり縛り、安全に保管していた。
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「この箱、荷縄でぐるぐる巻きにしといてくれる?」と、同僚に頼んだ。
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