町を通る
まちをとおる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to pass through town
文例 · 用例
月光の下、ひとり深夜の裏町を通る人は、だれしも皆こうした詩情に浸るであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
これ位隔てなくした間柄だに、恋ということ覚えてからは、市川の町を通るすら恥かしくなったのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そして、町を通る人達の一人一人が自分の友達ででもあるやうに感じられた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
固より口実、狐が化けた飛脚でのうて、今時町を通るものか。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
(清正公樣の前だよ……煎豆屋の角、唐物屋の所……水天宮樣の横通………) と所々で、――釣臺に附いてくれました主人が聲を掛けて教へますのを、あゝ、冥途へ行く路も、矢張り、近所だけは知つた町を通るのかと思ひました。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
前年その長屋の表町に道普請があって、向側へ砂利を装上げたから、この町を通る腕車荷車は不残路地口の際を曳いて通ることがあった。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
むかし唐土長安のハイカラ、新しい買たての靴で、キユツ/\などとやり、嬉しさうに、爪先を見て、ニヤ/\と町を通る。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
譬へば惚れ合つた男女二人が話をしながら横町を通る時でも、晴天の時と、雨天の時とは、話の調子が餘程違ひますからね。
— 泉鏡花 『小説に用ふる天然』 青空文庫
作例 · 標準
この道は、町を通る主要な幹線道路だ。
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賑やかな町を通るたびに、活気を感じる。
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「危ないから、子供だけで町を通るんじゃないよ!」と注意された。
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