グサリ
グサリ異読 ぐさり
副詞副詞-と
標準
deeply (stab, thrust, etc.)
文例 · 用例
彫像の眼球をグサリと刺した。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
死に切っている男の左の背後には、鋭い短剣らしいものがグサリとつき刺さっている。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
彼は口腔内にも光があるのを確かめてから、死体を俯向けて、背に現われている鮮紅色の屍斑を目がけ、グサリと小刀の刃を入れた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
背後から抱えられて、グサリと突き立てられたとき、屍体には、屈むのと、伸びる反射運動とが連続して起るのだ。
— 小栗虫太郎 『地虫』 青空文庫
と、滝人の手が――こうも一つの殺人が神経を鈍麻させたかと思われるほど――機械的に動いていって、振子の上に布片を幾重にも捲き、その先の剣針を歯齦の間に置いて、狙いを定めくらの咽喉深くにグサリと押し込んだ。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
グサリと短刀を頬へつきさす。
— 坂口安吾 『不良少年とキリスト』 青空文庫
そんな仕掛にたよるよりも、短刀でグサリと突きさす方が確実である、ピストル、毒薬、直接、自ら手を下してジカに殺す方が間違いの少いのは明かだ。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
いくら考えても直接グサリとやるよりも失敗率のすくない仕掛などは殆どない。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一言も発さず、相手の喉元へ短刀をグサリと突き立てた。
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彼女の容赦ない本音に、私はグサリと胸を撃ち抜かれたような気分になった。
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竹串を芋にグサリと刺して、火が通っているかを確認した。
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