様可
さまか
名詞
標準
文例 · 用例
あんなお坊ちゃんをいじめるのは貴様可哀そうじゃねえか。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
尤もあの奥さんは、大変お交際の広い方で、僕なども、青木君同様可なり親しく、交際してゐる方です。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
尤もあの奥さんは、大変お交際の広い方で、僕なぞも、青木君同様可なり親しく、交際している方です。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
木下八百子は私が幼少のころすでに大蛇使用の連鎖劇にそこばくの称讃を博し得てゐたから前述の沢モリノ同様可成の年齢となつてゐたのだらうが、その扮する弁天小僧など訛の著しき以外には、水も滴るゝばかりの美しさだつた。
— 正岡容 『浅草燈籠』 青空文庫
支流の小繋沢も幽ノ沢と頡頏する大さで、本流と同様可なり奥まで魚釣が入り込むらしい。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
一、治にも亂にも忘るべからざるは武備にて、武備不整候得ば、假令國論定り人心の向ふ所不動候とも、事に臨、其議論を押立候力無之、後れを取候樣可相成奉存候。
— 福澤諭吉 『御時務の儀に付申上候書付』 青空文庫
とあり、同日の觸れには近年町人異風に取拵候風俗の者多く就中|髮抔を異形に結成し共外異體の族有之候間、召仕等迄急度申付風俗かうとふに致萬事がさつに無之樣可致候。
— 長谷川時雨 『凡愚姐御考』 青空文庫
左衞門尉 時分にも相成、麁末之辨當申付候、相用候樣可被致候。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫