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突き上げる

つきあげる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to push up
文例 · 用例
寝転んで、始め鼻を当てると突き上げるやうな蕊のにほひ、それにも徐々に馴れて来る。
岡本かの子 青空文庫
ふと、ある苛酷な夢の記憶が私の胸の底から突き上げる
北原白秋 桐の花 青空文庫
こら昔何とか大夫ちう浄瑠璃のお師匠はんがひらいた店でな、一杯|山盛にするより、ちょっとずつ二杯にする方が沢山はいってるように見えるやろ、そこをうまいこと考えよったのや」蝶子は「一人より女夫の方がええいうことでっしゃろ」ぽんと襟を突き上げると肩が大きく揺れた。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
「いや、暑いの、暑くないのって、ほんまにやり切れんかった」鼻を抜ける声で言って、眼鏡を突き上げると、「さあ、馬力を掛けて行こか。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
そして開いた鋏の刃の間に虫の袋の口に近い所を食い込ませておいてそっと下から突き上げると案外にうまくちぎれるのであった。
寺田寅彦 簔虫と蜘蛛 青空文庫
レスパネエ夫人の力では、娘の死体をあんなふうに煙突のなかに突き上げるなんてことはとてもできまいし、また彼女自身の体についている傷の性質から言っても、自殺などという考えをぜんぜん許さないものなんだからね。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
死体を煙突へ突き上げるというやり方には、なにかひどく異様なところ――たとえそれをやった奴が人間のなかでもっとも凶悪な奴と想像してみても、なにか人間業という普通の考え方とはまるで相容れないもの――があることを、君は認めるだろう。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
それが焼け跡に燃え盛る練炭の山を見つけた途端、冷水でも浴びせられたように失ったものの大きさにうたれ、突き上げる悔しさに胸を焼かれました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
作例 · 標準
彼は重い荷物を突き上げるようにして持ち上げた。
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地震で地面が下から突き上げられるような感覚があった。
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波が岸壁に激しく突き上げた
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2
標準
to put pressure on (one's superiors)
作例 · 標準
若手社員が経営陣に改革を突き上げた
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組合は会社に対して賃上げを突き上げた
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国民の不満が政府を突き上げる形になっている。
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3
標準
to well up (of an emotion)
作例 · 標準
喜びが胸の奥から突き上げてくる。
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彼の言葉に、抑えきれない怒りが突き上げてきた。
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感動で涙が込み上げ、喉の奥から何かが突き上げるようだった。
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