貢士
こうし
名詞
標準
文例 · 用例
いな、御誓文は、当時すでに実行されて、各藩選出の徴士、貢士が、後年の代議士のやうに国政に参与してゐたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
時はあだかも徳川将軍の処分について諸侯|貢士の意見を徴せられたという後のころにあたる。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
確立すべき土壌は前の時代を措いてはあり得ない、野の遺賢は貢士として集められ、集議院をつくっているのだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
」「各府、各藩、各県は、それぞれ、貢士*を出して議員とする。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
」* 維新後、一時、貢士といって、各府、各藩、各県から選抜して、中央に人を出した。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
そうして、各府、各藩、各県から、貢士を出すという制度であるから、封建と郡県とまじりあった政体であったことを示している。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
」「各府、各藩、各県、皆な貢士を出し、議員とす、議事の制を立つるは、与論公議を執る所以なり。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫