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チラリ

チラリ異読 ちらり
副詞-と副詞頻度ランク #36510 · 青空 639
1
標準
fleeting (glimpse, glance, etc.)
文例 · 用例
出すかと思うと一飛びに土堤を飛越えてまた芒の上をチラリ/\して行く。
寺田寅彦 青空文庫
争われぬ母の面影がこの無邪気な顔のどこかのすみからチラリとのぞいて、うすれかかった昔の記憶を呼び返す。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
するとすぐわきに「蠅取デー 七月二十日」という掲示がチラリと目についた。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
思い出して行った午後にはもう青葉まじりになってチラリチラリと散っていた。
九鬼周造 祇園の枝垂桜 青空文庫
河野の眠さうな眼が闇の中にチラリと光つた。
南部修太郎 一兵卒と銃 青空文庫
そこは商買の事で、ちょっと一眼見渡すと、時代蒔絵の結構な鐙がチラリと眼についた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
伯爵家の不動産が担保に這入りかけているという事実を、意外な方面からチラリと聞き出したのは、その頃の事であった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
青鬼に呼び止められた亡者のような悲し気な顔でチラリと、恐ろしそうに眉香子の顔を振り返っただけで……それでもイクラか落ちついたらしく、長椅子の上に引っかけた上衣を横筋違いに引被りながら、ヨロヨロと応接間を出て行った。
夢野久作 女坑主 青空文庫
作例 · 標準
電車の中で、憧れの俳優をチラリと見かけた。
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彼女の横顔がチラリと見えた瞬間、心臓が跳ねた。
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ドアの隙間から、猫がチラリと顔を覗かせた。
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