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黒鍬

くろくわ
名詞
1
標準
文例 · 用例
――元は卑しい黒鍬組の人足頭にすぎなかったが、娘が将軍家のお手かけ者となってこのかた、俄かに引き立てられて、今では禄も千石、城中へ出入りも自由のお小納戸頭取というすばらしい冥加者でした。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
揚げ幕からずいと出て、のそり、のそりと花道をやって来ると、猛り狂っている黒鍬組小侍たちのうしろに、黙って立ちはだかりました。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
黒鍬者といえば土工です。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
喧嘩のもとというのは妹のあの小芳、死ぬあっしゃいいが、あとで黒鍬組の奴等がきっと何かあのふたりにあくどい真似をするだろうと思いつきましたんで、こいつうっかり死なれねえ、死ぬにゃどなたかに妹たちふたりの身の上を頼んでからと、御迷惑なことですが、ふと気のついたのはお殿様のことでござんした。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
ぬしさんこそ、小芳さんとやらに岡惚れしんすなえ」「腰本黒鍬左衛門とはちと手筋が違うわい。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
血は塗った血、おろか千万なこのつくり十五郎は、まぎれもなく昼間|森田座で見かけたあの黒鍬組の小侍のひとりなのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
その方共も黒鍬組のはしくれであろう。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
下賤者ではあろうとも黒鍬組はとにもかくにも御直参の御家人じゃ。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫