老若
ろうにゃく異読 ろうじゃく
名詞形容動詞
標準
young and old
文例 · 用例
また右手の小高き岡に上って見下ろせば木の間につゞく車馬|老若の絡繹たる、秋なれども人の顔の淋しそうなるはなし。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
踊はまだ始まっていなかったが老若男女がかなり集まっていた。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
そして柔らかく温かに湿った湯気の中に動いている人の顔にも、鏡の前に裸で立ちはだかって頬を膨らしてみたり腹を撫でてみたりしている人の顔にも、湯槽の水面に浮んでいるデモクラチックな顔にも、美醜|老若の別なく、一様に淡く寛舒の表情が浮んでいる。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
老若の外の市民は逃げたり隠れたりしてはいけないのである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
十 四、五月頃に新宿駅前から帝都座前までの片側の歩道にヨーヨーを売る老若男女の臨時商人が約二十人居た。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
舞台はいふまでもなく櫻の園の女|主人ラアネフスカヤの邸宅の廣間で、時は春の夜、その地方の名家もやがて沒落といふ悲しい運命の前にあるのだが、そこにはロシヤのいはゆる「千八百八十年|代の知識階級」である處のラアネフスカヤを初め、老若の男女|達の十|余人が集まつて舞踏に興じてゐる。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
叫ぶもの呼ぶもの、笑声|嬉々としてここに起これば、歓呼|怒罵乱れてかしこにわくというありさまで、売るもの買うもの、老若男女、いずれも忙しそうにおもしろそうにうれしそうに、駆けたり追ったりしている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
これは顔だけから見た人猿優劣比較論であり、老若賢愚比較論である。
— 寺田寅彦 『猿の顔』 青空文庫
作例 · 標準
このお祭りは老若を問わず、毎年多くの地域住民で賑わう。
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その新しいゲームは、シンプルな操作性で、老若楽しめるように設計されている。
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彼の音楽は、特定の世代だけでなく、老若の心に響く普遍的な魅力を持っている。
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