五味子
ごみし
名詞
標準
five flavor fruit (Schisandra chinensis)
文例 · 用例
そして、そのわずかなる結論の蔓草の果に咲いたものは、小さく白い粉雪のような五味子の花に過ぎぬのだ。
— 牧野信一 『浪曼的時評』 青空文庫
北五味子は南五味子のびなんかづらと区別する称である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
葉は厚く光っており、夏の末に咲く花は五味子のようで、熟した実は赤黒くて、形は蒸菓子の鹿の子そっくりです。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
従来我国の学者はサネカズラを南五味子といっているが適中していなく、これは Kadsura chinensis Hance を指しているのである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
また古くはこのサネカズラを五味子とも称えているが、これも無論誤りである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そしてこの五味子はチョウセンゴミシ(朝鮮五味子の意)で Schizandra chinensis Baill. の学名を有するものである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
玄及という漢名は五味子(チョウセンゴミシ)の一名であるから、これを『倭漢三才図会』、『訓蒙図彙』にあるようにサネカズラにあてるは非である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
緯六|路へさしかゝると、俥夫は、おじけづいて、しりごみした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
五味子のお茶は、甘みや酸味など五つの味がすると言われている。
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漢方薬の材料として、乾燥させた五味子が使われているのを見た。
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韓国のお土産でいただいた五味子茶は、鮮やかな赤色が綺麗だった。
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