潮干
しおひ
名詞
標準
low tide
文例 · 用例
大根のチリ鍋は、とっくに煮詰って、鍋底は潮干の潟に芥が残っているようである。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
かく、吼え立てば、大海よ、滄海原、引き引きに歪み退き、潮干るや、干潟泡立ち、沸き立つや、蠍なすもの、菊石なす、鰻なすもの、鰓の怪や、飛ぶ翼の竜、八剣の蜥蜴草食み、始祖鳥荒き歯に咋ふ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
かく、吼え立てば、大海よ、滄海原、引き引きに歪み退き、潮干るや、干潟泡立ち、沸き立つや、蠍なすもの、菊石なす、鰻なすもの、鰓の怪や、飛ぶ翼の龍、八劍の蜥蜴草食み、始祖鳥荒き齒に咋ふ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
このごろの朝の潮干は八時過ぎからで日暮れの出汐には赤貝の船が帰ってくる。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
朝の潮干には蛤をとり夕浜には貝を拾う。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
ははははは」 よく訊いてみると、きのうは旧暦の三月三日で大潮にあたるというので、老人は近所の人たちに誘われて、ひさしぶりで品川へ潮干狩に出かけると、花どきの癖で午頃から俄か雨がふり出して来た。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
この年は三月三日の節句に小雨が降ったので、江戸では年中行事の一つにかぞえられているくらいの潮干狩があくる日の四日に延ばされた。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
きょうは朝から日本晴れという日和であったので、品川の海には潮干狩の伝馬や荷足船がおびただしく漕ぎ出した。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
潮干の時間になると、遠くまで広い砂浜が現れる。
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潮干に合わせて、家族で近くの海岸へ遊びに行った。
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漁師たちは潮干を利用して、岩場の間に取り残された魚を捕まえる。
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