跳ね上げる
はねあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to throw up (e.g. mud)
文例 · 用例
次の瞬間には、食堂をうちから跳ね上げるような轟音になって「万歳」が叫ばれた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
ぱつと白く、そのなかに、遠ざかる港の桟橋を隠して、レエスの網を跳ね上げる飛沫。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
それは、鐘に恨み――の文句の終りに ※|真如の月を眺め明かさん と、いう歌詞がございますが、ここで、白拍子が冠っている金烏帽子を、手にもつ、中啓で跳ね上げるところがございます。
— 酒井嘉七 『京鹿子娘道成寺』 青空文庫
頃合を見はからって汀へ引き寄せ、一気に岡へ跳ね上げると、六尺も遠くへ飛出し、叢の中でバタバタしているという。
— 佐藤垢石 『蛙を食う岩魚』 青空文庫
三番がスプラッシュをして櫂で水を跳ね上げるのまではっきり見える。
— 久米正雄 『競漕』 青空文庫
その天蓋をおとりめされよッ」 課役の藩士だなとわかりましたから、しずかに天蓋をはねあげると、相手は深々と御用龕燈をつきつけて、しげしげ右門の顔をのぞき込んでいましたが、がらりそのことばが変わりました。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
起床二〇分まえ、前夜の予告どおり、外泊しなかった一〇二の連中と、「エキストラ」で呼ばれた他の部屋の奴らが起こされて、高志に、起床のドラムとともに、いっせいに毛布をはねあげるように注文された。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
それを、水面すれすれのところから、ぱっと陸にはねあげるか、手網ですくい取るかするのです。
— ――近代説話―― 『崖下の池』 青空文庫
作例 · 標準
車が水たまりを通過した際、泥水を勢いよく跳ね上げた。
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子どもたちは、水たまりで遊んで泥をあちこちに跳ね上げていた。
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大雨の後、ぬかるんだ道では、歩くたびに土が跳ね上がる。
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標準
to flip up
作例 · 標準
蓋を跳ね上げると、中から香ばしい匂いが立ち上った。
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彼女は前髪が邪魔になったので、指でさっと跳ね上げた。
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このスイッチを跳ね上げると、電源が入ります。
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標準
to raise sharply (e.g. prices)
作例 · 標準
原材料費の高騰により、製品価格が大きく跳ね上げられた。
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需要の急増が、株式市場の株価を一時的に跳ね上げた。
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政府の新たな政策発表後、不動産価格が急激に跳ね上がった。
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