幻辞.com

螻羽

けらば異読 ケラバ
名詞
1
標準
edge of a gabled roof
文例 · 用例
王  しかし、この様な思い出は考えたくもない事をしみじみと考えなけらばならぬわしをこの上なく慰めて呉れるでの、そしてその時だけもその時の罪のない幼子の心持で居らるるのじゃ。
宮本百合子 胚胎(二幕四場) 青空文庫
そして、その実践とは「より一層の精力的な組織的活動と創作活動との交互関係において始めて解決されなけらばならず」これは「統一され得ない問題ではなく、統一されざるを得ない問題である」といっている。
――「亀のチャーリー」「幼き合唱」「樹のない村」―― 一連の非プロレタリア的作品 青空文庫
しめたぞ、しめたぞ」といいながら、ほりはじめましたが、ほっても、ほっても出てくるものは、石ころやかわらのかけらばかりでした。
楠山正雄 花咲かじじい 青空文庫
たしかにお金がたくさんはいつてゐたはずなのが、鉄のきれや紙くづや陶器のかけらばかりで、悪魔の宝と同じものでした。
豊島与志雄 悪魔の宝 青空文庫
掘つても掘つても岩のかけらばかりの畑にイモの種をまく景もあつたやうだ。
片山廣子 アラン島 青空文庫
島根県飯石郡飯石村) どうしてその石の大きくなったのがわかるかといいますと、その周りの荒垣を作りかえる度毎に、少しずつ以前の寸法を、延べなけらば納まらぬからといっております。
柳田國男 日本の伝説 青空文庫
そこで猫も杓子もカミシモを着てやって来て、少なくとも玄関の帳面には名を付けなけらばならない。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
作例 · 標準
古い家屋の「螻羽」部分には、雨風をしのぐための瓦が積まれていた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
職人は、屋根の「螻羽」まで丁寧に瓦を葺き上げていった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「この「螻羽」の形が、日本の伝統的な屋根の美しさを作っているんだね」と、建築愛好家は感心していた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite