耳順
じじゅん
名詞
標準
age 60
文例 · 用例
年耳順を越えて矍鑠たり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
□噛みしめた味、人生五十年の味、命を知り耳順ふところの味。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
年耳順を過ぎて山河を跋渉するに壯者に讓らない。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
相手は耳順、私は知天命に近からんとする者、この二人が勢いづいてついに馬鹿野郎を相互連発したのだから私として後悔せざらんとしてもしないわけにはゆかない。
— ――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち―― 『素人製陶本窯を築くべからず』 青空文庫
わたくしがそも/\最初にこの劇場の楽屋へ入り込んだ時、わたくしの年齢は既に耳順に達してゐた。
— 永井荷風 『勲章』 青空文庫
人はそれぞれその一生に志学の年、而立の年、不惑の年、知命の年、耳順の年等を持つと考えられる。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
もちろん人によっては而立の年に至っても立ち得ず、不惑の年に至ってなお惑溺の底にあり、知命の年に焦燥して道を踏みはずし、耳順の年に我意をもって人と争うこともあるであろう。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
論者のいうごとき諸点、すなわち諸国の為政者に説き、有能な弟子を養成したというのは、むしろ六十|耳順に関係ある時代(五十七歳―七十歳)であって、五十知命に近いころではない。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
作例 · 標準
我が家には三人の娘がいますが、**次女**が一番しっかり者です。
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