止句
とめく
名詞
標準
words or phrases not allowed (in waka and haikai)
文例 · 用例
青き旗、白き旗、二三本その前に立ちて、うしろはただちに山の裾なる雑樹斜めに生いて、社の上を蔽いたる、その下のおぐらき処、孔のごとき空地なるをソとめくばせしき。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
」 とめくるめくばかり背を拍ちて宙につるしながら、走りて家に帰りつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
銭湯を出て、橋を渡り、家へ帰って黙々とめしを食い、それから自分の部屋に引き上げて、机の上の百枚ちかくの原稿をぱらぱらとめくって見て、あまりのばかばかしさに呆れ、うんざりして、破る気力も無く、それ以後の毎日の鼻紙に致しました。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
その人はたいそう腕のある人だけれどもだんだんに目が悪くなって、早く療治をしないとめくらになって画家を廃さねばならなくなるから、どうか金を送って医者に行けるようにしてやりたい。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
「裾をうんとめくりよ。
— 岡本かの子 『酋長』 青空文庫
信吉は何を思ったのか、急に、「ちょっと、貸して下さい」 冴子の手から再び受け取って、バラバラとめくった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
井戸車のお家とめくらのじいさんちの間に、からたちの垣根を結んじまったから。
— 新美南吉 『病む子の祭』 青空文庫
青き旗、白き旗、二、三本その前に立ちて、うしろはただちに山の裾なる雑樹斜めに生ひて、社の上を蔽ひたる、その下のをぐらき処、孔の如き空地なるをソとめくばせしき。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
作例 · 標準
和歌を詠む際に、この流派では「止句」を避けるのが伝統的なルールだ。
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「この表現は止句に当たるから、別の言葉に変えたほうがいい」と先生に教わった。
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古典の注釈書を読み、なぜその語が止句とされていたのかの背景を調べた。
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