寝かしつける
ねかしつける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to lull (a child) to sleep
文例 · 用例
おとうさんは、グスコーナドリという名高い木こりで、どんな大きな木でも、まるで赤ん坊を寝かしつけるようにわけなく切ってしまう人でした。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
そうして泣き入る葉子を大事そうにかかえたまま、倉地は上体を前後に揺すぶって、赤子でも寝かしつけるようにした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」 貞子は礼子を寝かしつけると、取っておきの電車代をそっとつまんで、「啓ちゃんバットを一つ買っていらっしゃい。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
けれど彼女が子供を寝かしつける間や、授乳の間を見ては、また折々は台所で煮物の片手間にまで、書物を開いてゐるのを見ると、母親はきまつて、彼女が何か道楽なまねでもしてゐるやうに苦い顔をした。
— 伊藤野枝 『乞食の名誉』 青空文庫
だから、人々は朝になると外出して、自尊心を活動させ、夜になると家に帰ってそれを寝かしつける。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
子守唄は子供を寝かしつけるための歌であり、又舟乗りの唄は、舟をこぐ苦労を忘れるための歌であり、糸とりの唄はたゞその唄う歌の節に少女自からを涙ぐましむることによって自らを感傷的な気持にすれば足りるというであろう。
— 小川未明 『詩の精神は移動す』 青空文庫
「お眼ざめですか」 牧田が山内のズボンのバンドと靴の紐を持って部屋へ入ってきた、山内をベッドに寝かしつけると、バンド、靴の紐、そのほか部屋にある紐と名のつくものはみな持って行ってしまう。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
いつも細君は、この夕方の寝かしつける役目を、実家から女中払底の手助けに来てゐるAさんといふ若い看護婦さんに頼んで、自分は料理方にまはるのだが、今夜はAさんに、何か国に宛てて書くべき急な手紙の用事のあることを見てとつたので、臨時に受持を替へたのである。
— 犬養健 『姉弟と新聞配達』 青空文庫
作例 · 標準
毎晩、私は子どもを抱っこして、優しく歌を歌って寝かしつけた。
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今日はなかなか赤ちゃんが寝かしつけられず、ママは困り果てていた。
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保育士は、午睡の時間になると、子どもたちを順番に寝かしつける。
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