仮繃帯
かりほうたい
名詞
標準
first-aid dressing
文例 · 用例
刈り取られた黍畑や赤はげの小山を超えて、およそ二千メートル後方の仮繃帯場へついた時は、ほッと一息したまま、また正気を失てしもた。
— 岩野泡鳴 『戦話』 青空文庫
* * * 仮繃帯の下から生々しい血汐が潤み出して私はいうべからざる苦痛を覚えたが、駅長の出してくれた筧の水をグッと飲み干すとやや元気づいて来た。
— 白柳秀湖 『駅夫日記』 青空文庫
応急手当――仮繃帯だけはしてあつたけれども、腹部の貫通銃創にちがひないと私には思はれた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
そして少年をなぐさめるとともに、持ってきた衛生材料でもって、手ぎわよく一彦の患部を消毒し、仮繃帯をぐるぐるまいてくれました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
作例 · 標準
「ひどい出血だ、とりあえず清潔なタオルで仮繃帯をして病院へ運ぼう」
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山道で転倒した仲間の足に、シャツを裂いて作った仮繃帯をきつく巻きつけた。
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救急隊が到着するまで、彼は痛みに耐えながら自分の腕の仮繃帯を見つめていた。
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