猫又
ねこまた
名詞
標準
nekomata
文例 · 用例
猫又のゴシップの力で犬が猫又になる話や、ゴシップから鬼が生れて京洛をかけ廻る話などがそれである。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
現代の新聞のジャーナリズムは幾多の猫又を製造しまた帝都の真中に鬼を躍らせる。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
終には猫又が化けた、妾のやうに、日の目を厭うて、夜も晝も、戸障子雨戸を閉めた上を、二|重三|重に屏風で圍うて、一室どころに閉籠つた切、と言ひます…… 漸との思ひ、念力で、其の婦を見ました時は、絹絲も、むれて、ほろ/\と切れて消えさうに、なよ/\として、唯うつむいて居たのであります。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
------------------------------------------------------- 高橋順介、それが猫又先生の本名である。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
猫又先生はこの失望の前に迎へられたのである。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
講堂で催された新學期始業式の席上で、教頭が新任先生三人の紹介をした後、猫又先生は三人の最後に壇上に現れて、赤面しながら挨拶された。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
が、面白くない先生は猫又先生だけには限らなかつた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
同じ意味で、高橋順介先生は間もなく私達から「猫又」の仇名を奉られた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
作例 · 標準
日本の古い伝承には、恐ろしい力を持つ猫又が登場する話が多い。
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彼女は猫又のような不気味な笑みを浮かべた。
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あの神社の裏山には、猫又が棲んでいるという噂がある。
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標準
giant beast that inhabits the mountains
作例 · 標準
遠い山奥には、猫又と呼ばれる巨大な獣が住んでいると、村人は恐れて話す。
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旅人は、猫又が棲むという森には決して近づかないよう忠告された。
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猫又は、人間を惑わす知恵を持つと言い伝えられている。
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