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山開き

やまびらき
名詞
1
標準
start of the mountain-climbing season
文例 · 用例
しかし、だれか一人のパイオニアーがその現象に着眼して山開きのつるはしをふるって登山道がつき始めると、そうすると、始めて我れも我れもとそのふもとに押しかけるようになるのである。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
」「それで、」聞惚れていた三造は、ここではじめて口を入れたが、「貴下が、探険――山開きをなさいましたんですね。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
現に四国の石鎚山では、七月一日の山開きの当日から、七日間断食して毎日頂上をかける――かける、とは山腹の社から頂上までを往復するをいう――というふうな特異な登山行者がある。
河東碧梧桐 登山は冒険なり 青空文庫
七月下旬の山開きの日を待たなければ講中も入り込んで来ない、今は谷もさびしい、それでも正月十五日より二月十五日に至る大寒の季節をしのいでの寒詣でに続いて、ぽつぽつ祈願をこめに来る参詣者が絶えない、と言って見せるのも主人だ。
第一部上 夜明け前 青空文庫
宮下の主人は馳走ぶりに、風呂でも沸かそうから、寒詣でや山開きの季節の客のために昔から用意してある行者宿の湯槽にも身を浸して、疲れを忘れて行けと言ってくれた。
第二部下 夜明け前 青空文庫
時田  今年の山開きには、わしも久し振りで登つてみようと思つとるんだが……。
岸田國士 浅間山 青空文庫
時代の波に乗った新興の思想は、溌剌として暫くも停滞することなく、直に各地に伝播して、ここに日本登山史上に特筆さる可き僧侶による山開きの舞台が展開されたものと思われる。
木暮理太郎 山の今昔 青空文庫
以後修験道は当山及び本山の二派に分れて広く諸国に分布し、更に幾多の支派を分ち、苦行修法する他宗の者までも皆其行法に倣ったので、山開きの間は十六道具に身を固めた行者達が至る所の名山大岳に登り、振鈴の音は雲に入り法螺の響は山をどよもして鳴り亙ったのであった。
木暮理太郎 山の今昔 青空文庫
作例 · 標準
いよいよ明日は山開きだ。
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山開きの日は、多くの登山客で賑わう。
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今年はどの山に山開きに行くか計画中だ。
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