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歩き疲れ

あるきづかれ
名詞
1
標準
文例 · 用例
少し歩き疲れた時は、どこでもベンチを探して腰をかける。
萩原朔太郎 秋と漫歩 青空文庫
やがて歩き疲れてふらりとはひりこんだのが、と或る裏通の茶館だつた。
南部修太郎 麻雀を語る 青空文庫
蝶ちゃんが歩き疲れて、胸を張って佇むとき、不用意に腰を後に淡く張るあの姿勢などによって蝶ちゃんが既に老境に入って枯れ錆びた後の老女の姿の美しさでも自分は既に味わい取っているのである。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
そして歩き疲れて帰って来ると、叔父は、今までの生活費を全部入れて貰わねばならぬと、意外な催促だった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
菊太郎と繁三とが捜しに来たころには、お庄はもう歩き疲れて、軒燈の薄暗い、とある店屋の縁台の蔭にしゃがんで、目に涙をにじませながらぼんやりしていた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
三人が、少し歩き疲れて、片陰の大きい楢の樹の下の自然石の上に、腰を降した時だつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
ある日も、有島兄弟はかなり歩き疲れてその料理屋に入つて来た。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
三人が、少し歩き疲れて、片陰の大きい楢の樹の下の自然石の上に、腰を降した時だった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫