召集令
しょうしゅうれい
名詞
標準
mustering-out order
文例 · 用例
そうして、彼は、それが東京に於ける飲みおさめで、数日後には召集令状が来て、汽船に乗せられ、戦場へ連れられて行ったのである。
— 太宰治 『酒の追憶』 青空文庫
これで私が出征でもしたら、家族はひどい事になるだろうと思ったが、どういうわけか、とうとう私には召集令状が来なかった。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
そいつに召集令状が来て、まるでもう汽車に乗った事もないような田舎者なのですから、私が青森の部隊の営門まで送りとどけてやったのですが、それが、入隊してないというのです。
— 太宰治 『嘘』 青空文庫
さてその頃は、征清の出師ありし頃、折はあたかも予備後備に対する召集令の発表されし折なりし。
— 泉鏡花 『琵琶伝』 青空文庫
つい以前、光子と二人で近所の活動写真を見に行つた時、その時の写真は召集令といふ出征軍人の家庭を写した悲劇だつた、初めに召集令の降るべき村落の景色が映つた、畑を耕す無心な農夫、さんさんと流るゝおだやかな川、「やがてこの静かな村にも召集令は降るのであります。
— 牧野信一 『若い作家と蠅』 青空文庫
召集令はすでにくだった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
――在郷軍人、木村音吉にたいする召集令だった。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
…… 片山のところに召集令状がやって来た。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
作例 · 標準
部隊は解散を命じられ、召集令が下された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、長かった任務を終え、ついに召集令を受け取った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この召集令には、帰郷までの手続きが詳細に記されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite