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仏飯

ぶっぱん
名詞
1
標準
rice offering to Buddha
文例 · 用例
朝早く涼しいうちに起きてわたくしは鷺町に入り、清光寺の境内の人の目につかぬところで、寺の仏飯の残りを貰って食べています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
まことにこれやこの酒仏飯仏そして水仏。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
その前には、御仏飯や果物それに菓子の小さな盛りが並べて御供えしてある――この老人の心ばかりの御供え物である。
A WISH FULFILLED 男子の本懐 青空文庫
八日ぶりに飯を炊く、それは明けてから最初の御仏飯でもあつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
・けふの御仏飯のひかりをいたゞく・何やらきて冬夜の音をさせてゐる一茶の次の二句はおもしろいと思ふ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
お茶はうまいが食べる物がない、あまり食慾もない、お仏飯をさげていたゞく(十粒ぐらいしかないけれど、それで十分だつた)。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
氏はそれを仏飯を食うて生きるという。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
真鍮製の燭台だとか仏飯器などには雄大な感じさえするものを見かけます。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
作例 · 標準
母は毎日欠かさず、朝一番に炊き上がった湯気の立つご飯を小さな専用の器にこんもりとよそって、仏飯として仏壇にお供えしている。
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私の祖母は、お供えして少し時間が経って硬くなった仏飯を仏壇から下げる際、必ず目を閉じて両手を静かに合わせて拝んでいた。
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親戚が集まるお盆の時期には、ご先祖様がたくさん帰ってきているからと、普段の何倍も多めに仏飯を盛って立派な仏壇の前に供える。
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