有識
ゆうしき
名詞
標準
well-informed
文例 · 用例
ここで自分のいうのは、言語学者でない一般有識階級と称するものについてである。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
彼女は其後|何様なったかは伝わって居らぬが、恐らくは当時の有識階級の女子であったから、多分は仏縁に引かれて化度されたでもあったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
ここに集る人たちより、もっと高潔の魂を持ち、もっと有識の美貌の人たちでも、ささやかな小さい仕事に一生、身を粉にして埋もらせているのだ。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
当時、先進の文明国たる支那は、動乱の絶間がなく、有能有識の士の朝鮮に避難するものが多かつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
余程前から市民中の有識者達が、諺のやうにかう云ふ事を言つてゐた。
— THE DEVIL IN THE BELFRY 『十三時』 青空文庫
有識者はこの天才的な美しい小皇子を見て、こんな人も人間世界に生まれてくるものかと皆驚いていた。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
皆世間から有識者として認められている女性である。
— 絵合 『源氏物語』 青空文庫
今では政治家や実業家の中にもかなりな文芸の理解者があるらしいが、紅葉の小説はその頃からして奥さんやお嬢さんばかりでなく、紳士にも学生にも宗教家にも教育家にも有識者にも無知文盲の俗人にも読まれた。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
作例 · 標準
彼は有識な人物として、多くの分野で意見を求められている。
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有識な判断を下すには、幅広い知識が必要だ。
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彼の有識ぶりには、周りの誰もが感心していた。
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