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高窓

たかまど
名詞
1
標準
high window
文例 · 用例
ああ、いく年もいく年もまへから、ここに倒れた椅子がある、ここに兇器がある、ここに屍体がある、ここに血がある、さうして青ざめた五月の高窓にも、おもひにしづんだ探偵のくらい顔と、さびしい女の髪の毛とがふるへて居る。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
女中部屋など従来入ったことも無かったのであるが、見ると高窓が二尺ばかり開け放しになってるので、何心なく其処から首をひょいと出すと、直ぐ眼下に隣のお源が居て、お源が我知らず見上た顔とぴたり出会った。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
そうしたままで清逸は首だけを腰高窓の方に少しふり向けてみた。
有島武郎 星座 青空文庫
白官舎の窓――西洋窓を格子のついた腰高窓に改造した――の多くは死人の眼のように暗かったが、東の端れの三つだけは光っていた。
有島武郎 星座 青空文庫
外をあるいてゐて、ふと目を上げると、屋根裏の高窓があいてゐます。
鈴木三重吉 勇士ウ※ルター(実話) 青空文庫
ウルターは、あたりが暗くなるとすぐに、こつそりとその倉庫の雨樋をつたはつて、高窓から二階へしのびこみました。
鈴木三重吉 勇士ウ※ルター(実話) 青空文庫
そして、手さぐりに、時計の荷物を盗んで引つかゝへ再び高窓からすべり下りました。
鈴木三重吉 勇士ウ※ルター(実話) 青空文庫
「どうもそれは、狐か狸の所業らしい、それが来そうな処へ干沙をまいて置けば、足跡がつくから知れるよ」 甚六はその人の云ったように高窓の下へ沙をまいたが、その夜になって窓へ怪しい女の顔が出て、「私を狐や狸とおもっているのか」と、云って物凄く笑った。
田中貢太郎 一緒に歩く亡霊 青空文庫
作例 · 標準
倉庫の壁の高い位置にある高窓から、午後の光が差し込んでいる。
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プライバシーを確保しつつ採光を良くするため、浴室に高窓を設けた。
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図書館の高窓を見上げると、切り取られたような青空が見えた。
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ウィキペディア

高窓(たかまど)またはクリアストーリー とは、天井付近の壁の高い位置に採光または通気のために設ける窓のことである。地窓などと向き合わせて設けると効果的な換気が得られる。防犯性も高い。

出典: 高窓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0