行幸啓
ぎょうこうけい
名詞
標準
文例 · 用例
見ると、その新聞の上段に大きく、 観菊会行幸啓 赤坂離宮に 内外人四千九十二名 などという見出しが掲げられてある。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
それは麻布鳥居坂の井上伯爵邸へ両陛下が行幸啓にならせられて、劇場関係者一同が歌舞伎天覧の光栄を荷ったというのである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
しからばあとに残されたのは、皇居離宮などのまわりをうろつくか、または行幸啓のときに路傍に立つことのみである。
— 和辻哲郎 『蝸牛の角』 青空文庫
それは平時二重橋前に集まり、また行幸啓のとき路傍に立っている人々の行為と、なんら異なったものでない。
— 和辻哲郎 『蝸牛の角』 青空文庫