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粛殺

しゅくさつ
名詞動詞-サ変
1
標準
withering
文例 · 用例
突然向うの曲り角から愉快な子供の笑い声が起って周囲の粛殺を破った。
寺田寅彦 青空文庫
この氷の解放に伴って、いくばくの犠牲を、要求されているかは、河原の荒涼粛殺を見たまえ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
満目|粛殺の気に充ちて旅のうら寂しさが骨身に徹る。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
君臣の間に多少は存在していた心安さが跡を滅して、君前には粛殺たる気が漂った。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
けだし弓は昔時にあつては神聖なる武器にして、戦場に用ゐらるるは言ふまでもなく、蟇目などとて妖魔を攘ふの儀式もある位なれば、金気の粛殺たるに取り合せて自ら無限の趣味を生ずるを見る。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
白色には神聖の感あり、粛殺の感あり、故に秋の色は白とす。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
風の動く影もない、粛殺たる光景である。
里村欣三 苦力頭の表情 青空文庫
影のようなゴンクール氏も動かなかった……粛殺……又粛殺……。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
作例 · 標準
秋の夜の冷え込みとともに、草花を粛殺するような厳しい季節の訪れを感じた。
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革命の嵐が吹き荒れ、旧体制を支持する者たちが次々と粛殺されていった。
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砂漠の乾いた風は、あらゆる生命の息吹を粛殺するかのように大地を吹き抜ける。
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