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浮腰

うきごし
名詞
1
標準
wavering
文例 · 用例
大噐晩成先生は一たまりもなく浮腰になってしまった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
――自分が引添うているようで、現在、朝湯の前でも乳のほてり、胸のときめきを幹でおさえて、手を遠見に翳すと、出端のあし許の危さに、片手をその松の枝にすがった、浮腰を、朝風が美しく吹靡かした。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
」 僧も爪立って、浮腰に透かして見たが、「行燈だよ、余り手間が取れるから、座敷から葉越さんが見においでだ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
」 その前から父と新吉とのはなしを困惑と好奇心で顔を赧らめながら聴いていたカテリイヌは父の振り向いた顔に強いられて少し浮腰のまゝ、気まり悪るげに左肩へ首をすぼめて、一たん逃腰になったが、父親ののがさない命令に急激な決心を極めた。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
大器晩成先生は一たまりも無く浮腰になつて仕舞つた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
……床に行李と二つばかり重ねた、あせた萌葱の風呂敷づつみの、真田紐で中結わえをしたのがあって、旅商人と見える中年の男が、ずッぷり床を背負って当たっていると、向い合いに、一人の、中年増の女中がちょいと浮腰で、膝をついて、手さきだけ炬燵に入れて、少し仰向くようにして、旅商人と話をしている。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
夫人も浮腰になり今更のように長年苦労を共にして来た夫の老いた掌を覗いた。
岡本かの子 ガルスワーシーの家 青空文庫
「おれ達の像も早くブロンズにしてしまはう、何時どんなことが起らぬとも限らないし……」とYは浮腰になつてつぶやいてゐた。
牧野信一 ブロンズまで 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
floating hip throw (judo)
作例 · 標準
例句