馬背
ばはい
名詞
標準
horse's back
文例 · 用例
歩るいてさえ冷々する峠路を馬背によりて行くとは、少し猛烈過ぎるけれども、吾々はそんな事にひるむ人間ではない。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
少し位の悍馬でも峠位は差支えなかろうが、後の三人と来ては、生まれて以来、しみじみ馬背の厄介になった事すらない人間だ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
御者は縦横に鞭を揮いて、激しく手綱を掻い繰れば、馬背の流汗|滂沱として掬すべく、轡頭に噛み出だしたる白泡は木綿の一袋もありぬべし。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
之を例ふれば馬背を行くの感あり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
」青年は、夫人を介添して、夫人のほっそりした右の片足を支えて、馬背にまたがらせた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
山塞 友を殺し、女に別れ、國を去りて、兇賊の馬背に縛められ、カムパニアの廣野を馳す。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
此峠は會津地方からの唯一の通路であつて、一切の貨物がこのやうに僅に馬背に依つて運搬されるのである。
— 長塚節 『痍のあと』 青空文庫
大字巖の後ろへゆけば、馬背の如き後峯の餘脈之に連なる。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
作例 · 標準
少年は馬背に揺られながら、広大な草原を駆け抜けていった。
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落馬しないよう、馬背の上では常にバランスを保つ必要がある。
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訓練された乗馬は、馬背に座る人を安定させてくれる。
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