緒太
おぶと
名詞
標準
文例 · 用例
また緑雲生という人が「明治の光」に出した奈良県下の部落名の説明中に、磯城郡川西村梅戸の姫廻伊織という人も、先代までは宮中のお召緒太を献上した旧家で、御紋付の御用絵符や、御紋付の提灯を持伝えているそうである。
— 喜田貞吉 『エタ源流考』 青空文庫
後の小法師は箒と緒太(草履)とを献上する例であったが、これはもと河原者の習慣であったらしい。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
『言継卿記』に、河原者が年始に来て緒太と箒とを呈したことがみえている。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
「やれやれ、珠緒太夫の御帰還か」 時計を見たら、十一時十五分。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫