歯別
はべつ
名詞
標準
文例 · 用例
その中で伊邪本別、水歯別、若子宿禰のお三方がつぎつぎに天皇のお位におのぼりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
すると二ばんめの弟さまの水歯別王が、その神宮へおうかがいになって、天皇におめみえをしようとなさいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
二 水歯別王は、大急ぎでこちらへおかえりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
水歯別王は、曾婆加里とごいっしょに、すぐに大和へ向かってお立ちになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
水歯別王は、「それでは改めて、大臣のおまえと同じさかずきで飲み合おう」とおっしゃりながら、わざと人の顔よりも大きなさかずきへなみなみとおつがせになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
そのおあとは、弟さまの水歯別王がお継ぎになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
故称謂多遅比瑞歯別天皇。
— 折口信夫 『貴種誕生と産湯の信仰と』 青空文庫
右の日本紀の本文によると、産湯の井の中に、虎杖の花が散り込んだので、多遅比といひ、歯がいかにも瑞々しい若皇子であるから、瑞歯別と称へた事になつてゐる。
— 折口信夫 『貴種誕生と産湯の信仰と』 青空文庫