お下げ
おさげ
名詞
標準
wearing one's hair in braids
文例 · 用例
お下げ髪もあれば束髪もある。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
このまめまめしい心よしの友だちがあたたかい南国へ羽をのして行くすがたのなごりも王子は見る事もおできなさらず、おいたわしいお首をお下げなすったままうすら寒い風の中にひとり立っておいででした。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
従って、髪も兵古帯にふさわしくお下げにして、前髪を垂らしているせいか、ふと下町娘のようであり、またエキゾチックなやるせなさもある。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
兄のうしろに肩揚をしてお下げに髪を結つた私は、かくれるやうに座りました。
— 断片三種 『処女時代の追憶』 青空文庫
拙者の頼み様がよろしからずとは、何をもって左様申されるか」 と、満右衛門が詰め寄ると、「――貴方は、御主人の大切な用を頼むのに、手をお下げにならん。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
仲働が來て、奧さんの方を一寸見ると、奧さんが「今は食べないからお下げ」と云ふので、膳を下げてしまふ。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
まず第一に長女の髪をゆう、何がよかろうという事、髪はできぬという、祖母に相談する、何とかいう事に極って出来あがった、それから次なはお下げにゆう、仲なは何、末なは何にて各注文がある、これもまた一騒ぎである、予は奥に新聞を視ている、仲なと末なが、かわるがわる、ひききりなしにやってくる。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
中学校の制服を着た二人の少年と、髪をお下げにして、帯をおはさみにしめた少女とが、田川と夫人との間にからまってちょうど告別をしているところだった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
お下げという言葉は、様々な文脈で用いられる重要な表現である。
彼はお下げの意味について深く理解していた。
お下げを正しく使用することで、より自然な日本語の表現ができる。
この文献ではお下げという概念が中核的な役割を果たしている。